連携事業
品川区・早川町ふるさと交流30周年記念事業を実施
令和4年7月14日 掲載
令和4年6月25日(土)に、山梨県早川町の“マウントしながわ”で、「品川区・早川町ふるさと交流30周年記念式典」を開催しました。令和2年度に交流30周年を迎えていましたが、新型コロナウイルスによる未曾有の事態により2年順延しての実施となりました。
品川区は「水と緑の市町村との交流事業」基本構想をもとに、水と緑に象徴される自然環境の豊かな市町村との交流事業を通じて、健全で潤いある区民生活の実現を図るため、山梨県早川町と平成2年4月19日に「ふるさと交流協定」を締結しました。さらに交流を深めることを目的に、平成19年に「マウントしながわ里山利用協定」を締結し、早川町京ヶ島地区にある広さ4万平方メートル、標高482mの通称「丸山」が、自然と親しむ活動の場、ふるさとの山としてまるごと自由に使える里山「マウントしながわ」として無償提供されました。
「マウントしながわ」では、現在も里山再生活動を続けています。
式典では、濱野 健区長が「交流をとおして、区民も第2のふるさとと感じています。これからも交流を続け、さらなる連携を深めてまいりたいと思います。」と伝え、辻󠄀 一幸町長からは「30周年を一つの節目とし、町民一丸となってさらに深い関係を結んでいきたいと思います。」とのご挨拶がありました。
その後、交流30周年を記念し、長きにわたり交流を続けたことで「品川区と早川町のきずなが深まった」という意味を込めて命名した“きずなの鐘”が披露され、濱野区長と辻󠄀町長が、交流の継続を願い、鐘を鳴らすと高らかな鐘の音が、早川の町に響き渡りました。最後に早川町の南アルプス白鳳太鼓保存会による迫力ある太鼓が演奏され、盛大に式典は終了しました。