連携事業
緑体験交流事業を開催しました
令和元年5月30日 掲載
目的
1、豊かな自然環境を体感することにより、自然へ親しみ、大切にする心を養う。
2、下久堅柿野沢地区にある、しぶやの森の整備・植樹をすることで生き物が育つ自然環境を守ることの大切さを知る。
3、渋谷区と災害時相互応援協定を結ぶ長野県飯田市との交流を深める。
内容
災害時相互応援協定を結ぶ長野県飯田市下久堅柿野沢地区の方々との交流を通して、下草刈りや枝打ち、剪定といった森の手入れ作業の体験、りんご狩り、芋ほり・焼き芋体験、アサギマダラの観察、地産地消の郷土料理である「ひさかた御膳」、温泉等を楽しみながら自然の大切さを学び、地元の人々と交流を深めます。
平成21年度から始まり、夏と秋の年2回実施しています。
しぶやの森とは
しぶやの森は、2000年に渋谷区立中幡小学校の児童達が始めた森づくり「中幡の森」がもとになって作られました。児童達がどんぐりを拾って苗木を作り、植樹をしてきたこの森は、自然と触れ合う機会の少ない都会の子供達の自然体験の場として広く区民に活用されるため、2009年に「しぶやの森」と名前を変えて開放されました。
当日の様子
緑体験交流事業は、今回で17回目を迎え、当日は総勢15名が参加しました。この事業は、森作りや農山村との交流に興味がある、子供からお年寄りまでの幅広い年代が参加する体験となっています。
1日目は、飯田市内のリンゴ並木とエコハウスの見学を行いました。真っ赤に色付いたリンゴがたわわに実る木々を地元の中学生たちが管理していると聞いた参加者からは、称賛の声がよせられました。また、しぶやの森へ行き、整備作業(下草刈り、枝打ち、剪定)を体験しました。どんぐりの苗木の植樹も行い、その成長を願いながら、普段身近にない自然を肌で感じられる経験をしました。昼食には伝統的な郷土料理である「ひさかた御膳」の味覚を味わいました。
2日目は、座光寺地区へ移動し、りんご農園で「りんごの育成について」のお話を聞いた後、りんご狩りを行いました。参加者は自ら進んで地元の方と個々の興味あることについて語り合い懇親を深めました。
普段渋谷では味わうことのできない、豊かな自然での森の整備、りんご狩り、地元の郷土料理など、温かく歓迎してくださった地元柿野沢地区・座光寺地区の方々との交流を堪能した2日間となりました。
期間
平成30年9月29日(土)~9月30日(日)
場所
長野県飯田市 下久堅柿野沢地区・座光寺地区
主催
渋谷区ふれあい植物センター
りんご狩り
りんご並木のエコハウス見学
しぶやの森の整備体験
しぶやの森の整備体験
郷土料理「ひさかた御膳」