連携事業
緑体験交流事業を開催しました
平成29年11月24日 掲載
目的
1、豊かな自然環境を体感することにより、自然へ親しみ、大切にする心を養う。
2、下久堅柿野沢地区にあるしぶやの森の整備・植樹をすることで生き物が育つ自然環境を守ることの大切さを知る。
3、渋谷区と災害時相互応援協定を結ぶ長野県飯田市との交流を深める。
内容
災害時相互応援協定を結ぶ長野県飯田市下久堅柿野沢地区の方々との交流を通して、下草刈りや枝打ち、剪定といった森の手入れ作業の体験、昆虫採集の体験、地産地消の郷土料理「ひさかた御膳」、温泉等を楽しみながら自然の大切さを学び、地元の人々と交流を深めます。
平成21年度から始まり、夏と秋の年2回実施しています。
しぶやの森とは
しぶやの森は、2000年に渋谷区立中幡小学校の児童達が始めた森づくり「中幡の森」がもとになって作られました。児童達がどんぐりを拾って苗木を作り、植樹をしてきたこの森は、自然と触れ合う機会の少ない都会の子供達の自然体験の場として広く区民に活用されるため、2009年に「しぶやの森」と名前を変えて開放されました。
当日の様子
緑体験交流事業は、今回で14回目を迎え、当日は総勢18名が参加しました。森作りや農山村との交流に興味がある、子供からお年寄りまでの幅広い年代が参加する体験となっています。
1日目は、しぶやの森へ行き、整備作業(下草刈り、枝打ち、剪定)を体験しました。また昆虫採集の体験も行い、普段身近にない自然を肌で感じられる経験をしました。夕食には伝統的な郷土料理である「ひさかた御膳」の実食体験をしました。
2日目も、森の整備作業(下草刈り、枝打ち、剪定)の体験をし、作業後のすっきりとした森を眺めて達成感を味わいながら、「りんごの里」や直売所にて特産物や収穫された野菜を購入しました。
普段渋谷では味わうことのできない、豊かな自然での森の整備、昆虫採集などの貴重な体験を行い、温泉や地元の郷土料理、温かい地元柿野沢地区の方々との交流を堪能した、満足感に溢れる2日間となりました。
期間
平成29年7月15日(土)~7月16日(日)
場所
長野県飯田市 下久堅柿野沢地区
主催
渋谷区ふれあい植物センター
作業前
作業後
作業前
作業後