過去の連携事業
災害時相互援助協定
平成27年11月30日 掲載
品川区では、岩手県宮古市と福島県富岡町と災害時相互援助協定を結び、災害時の相互応援体制を整えています。東日本大震災の被災地である両自治体に、品川区は職員派遣、区民から寄せられた義援金や支援物資の搬送などを行っています。今後も被災時の記憶が風化し関心が薄れることなく、また復興の一助となるよう活動・支援を継続してまいります。
宮古市
毎年目黒駅前で開催される人気イベント「目黒のさんま祭り」が縁となり、平成14年に災害時相互援助協定を締結しています。
今年も9月6日(日)に目黒駅前商店街で「目黒のさんま祭り」が開催され、大勢の人で賑わいました。
修学旅行で宮古市の中学生が品川区役所および「目黒のさんま祭り」の会場である目黒駅前商店街を訪問する等、宮古市と品川区の交流は「目黒のさんま祭り」から様々な広がりを見せています。
また、区内商店街のイベントで宮古市の産直販売を行い、農水産物等の販売や観光PRの支援や、品川区職員ボランティア団体「みゃっこ隊」と青少年地域貢献ボランティア団体「しながわ役立ち隊」による被災・復興状況のパネル展示や物産販売なども行っています。
濱野区長が宮古市訪問
目黒のさんま祭り
救援物資搬送(宮古市・富岡町へ)
品川区職員ボランティア団体“みゃっこ隊”による宮古市紹介
富岡町
品川区と富岡町はそれぞれがニュージーランドのオークランド市と国際友好都市であることが縁となり、平成17年に災害時相互援助協定を締結しています。
東日本大震災後、富岡町は福島第一原発の事故のため避難を余儀なくされています。富岡町の皆さんを激励するため、役場機能が移転している郡山市に、区長とともに品川区戸越銀座商店街のマスコットキャラクター「戸越銀次郎」が訪れ、子どもたちと交流を深めました。戸越銀座商店街では放射能による風評被害に悩む郡山市の物産展を開く等、商店街ぐるみで支援を行っています。
宮本町長が品川区訪問
富岡町の住民と交流する戸越銀次郎