過去の連携事業

住民の幸福実感向上を目指す基礎自治体連合(通称:「幸せリーグ」)に関する取組

平成27年10月16日 掲載


「幸せリーグ」は、平成25年6月に住民の幸福実感向上という志を同じくする全国52の自治体により創設され、参加自治体間の相互の連携・協力や自治体職員の学びの場を設けることで住民の幸福実感向上を目指しており、平成27年9月末現在、64自治体が参加しています。
「幸せリーグ」の活動は、年1回の総会及び実務者会議からなっており、平成27年6月10日(水)に開催した第3回総会では、これまでの2年間の実務者会議での議論の成果を発表し、荒川区顧問から講評をいただきました。

総会

各自治体の首長が集まり、会全体の運営に関する事項、住民の幸福実感向上に関する意見交換、実務者による成果発表、有識者による講演等を行っています。

実務者会議

政策の互換性を高め、行政サービスの一層のレベルアップと、新たな発想や施策の創意工夫など職員の政策形成能力の向上を図っております。
これまでに、「幸福度調査」、「幸福度活用」、「定住人口増加」、「町おこし」の4つのテーマ、5つのグループに分かれ、幸福実感向上を目指した施策等についてメールなども活用して意見交換を実施してきました。


  • 「幸せリーグ」第3回総会(平成27年6月10日)

  • 「幸せリーグ」第3回実務者会議(平成26年7月31日)

第3回総会における発表内容

グループ名 発表項目
幸福度調査(1)グループ 幸福度に関する調査項目を設定する上での視点
~調査を行う自治体に向けたマニュアルの作成~
幸福度調査(2)グループ 幸福度調査ハンドブック(2015版)
幸福度活用グループ 幸福のまちづくりの理念(条例等)と幸福度の総合計画の位置づけ・活用
~モデル条例(骨子)・総合計画等への反映~
定住人口増加グループ 定住人口に向けた取組みについて
~効果的な取組みとは? キーワードを探る~
町おこしグループ 「地方創生」時代のまちおこし

また、これらの活動のほかにも「幸せリーグ」に参加している自治体同士で様々な機会を捉えて、以下のような連携に取り組んできました。


  • 川の手荒川まつりでの物産(平成27年度は24自治体が参加)

  • 区立あらかわ遊園での、岩手県北上市、西和賀町の協力による
    イベント「雪で遊ぼう」の開催

  • 日暮里駅前広場での「福島市フェア」、
    「交流都市フェア」などのイベント開催の様子1

  • 日暮里駅前広場での「福島市フェア」、
    「交流都市フェア」などのイベント開催の様子2

  • 防災協定の締結(写真は北杜市との協定)

  • 荒川区職員ビジネスカレッジ(ABC)へのつくば市、
    南アルプス市、酒々井町の留学生の受入

今後も、荒川区の幸福度の取組や幸せリーグの成果について広く発信し、志を同じくする方や組織を増やし、既存の枠にとらわれずに活動を発展させていきたいと考えています。他の自治体様にも、ぜひ、この取組にご賛同いただき、ご加入いただけたら幸いです。

幸せリーグ役員等

会長 西川太一郎 荒川区長
幹事 市原健一 つくば市長、中山泰 京丹後市長
会計監事 藤井信吾 取手市長

顧問6名

東京大学名誉教授 月尾 嘉男 氏
三菱総合研究所理事長 小宮山 宏 氏
東京大学名誉教授 神野 直彦 氏
アライアンス・フォーラム財団代表理事 原 丈人氏
千葉大学教授 広井 良典 氏
東京大学教授 坂田 一郎 氏


  • 小宮山 宏 顧問

  • 神野 直彦 顧問

平成26年4月に出版した書籍『「幸せリーグ」の挑戦』(三省堂)

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