津奈木町は、熊本県の最南部に位置しています。東南北の三方はなだらかな山々に囲まれ、西側は九州の地中海と呼ばれる穏やかな不知火海に面し、県立自然公園にも指定された美しいリアス式海岸が続きます。海岸線近くまで迫る山の段々畑では、温暖な気候を利用して甘夏やデコポン、スイートスプリングの果樹園が広がっており、湾内ではタイやフグ、ヒラメの養殖が行われています。
町の特徴ある取組みとして、昭和59年から「町全体美術館構想」を基本とした「緑と彫刻のあるまちづくり」を進めており、橋の欄干や公園などで16体の野外彫刻を見ることができるほか、町立の「つなぎ美術館」では、住民参画型のアートプロジェクトに取り組むなど、アートと自然環境の調和を基軸としたまちづくりを進めています。
また、平成23年3月には全線開通した九州新幹線が、平成28年2月末には南九州西回り自動車道津奈木インターが開通し、交通の利便性も高まっています。
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