本町は、広島市、呉市、東広島市のほぼ中央部に位置し、周囲を500m級の山々に囲まれた盆地にあります。
町内には、南西方向に流れる二河川と北東方向に流れる熊野川の分水界があり、瀬戸内海に注ぐ河川の源流点の一つです。年平均気温は、周辺の沿岸部と比べると1~2℃低いため、夏は過ごしやすい気候です。
昭和40年代前半は人口1万人程度でしたが、県営熊野団地の造成を契機に人口が急増しました。昭和50年代後半以降は2万5千人程度で推移し、平成12年の2万6千5百人をピークに減少に転じています。
本町の産業には、180年余りの歴史と伝統を誇る伝統的工芸品「熊野筆」があり、毛筆、画筆、化粧筆の国内生産の多くを占める「筆の都」として発展してきました。世界唯一の筆の博物館「筆の里工房」を拠点に筆文化の創造を町内外に発信しています。
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