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三重県明和町

三重県のほぼ中央部にある伊勢平野の南部に位置し、東は伊勢市、西は松阪市、南は玉城町、多気町に接し、北は伊勢湾に接しています。
七世紀末、天武王朝の頃には伊勢神宮に仕える斎王の住まう斎宮ができ、その規模や出土品から、中世にいたるまでのあいだ、三重県南部の産業・文化の中心地であったことがうかがえます。
1979年には東西2km、南北0.7kmの約137.1haの広大な範囲が「斎宮跡」として国の史跡に指定されました。
毎年6月の第1土・日には斎王まつりが開催され、斎王が都から斎宮へ群行した様子を再現した「斎王群行」などの見ようと多くの人でにぎわいます。
2015年には斎宮をとりまく文化・伝統のストーリー「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」が日本遺産として文化庁から認定され、さらなる観光振興や地域活性化が期待されています。

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