富士市は、北に世界遺産・富士山を仰ぎ、南に駿河湾を望む、自然豊かで風光明媚な環境にあります。古くは東海道の宿場町として栄え、現在では、東海道新幹線や東名・新東名高速道路等、東西を結ぶ交通の要衝に位置し、田子の浦港を有するなどの地理的条件にも恵まれ発展した静岡県東部の中核都市です。
温暖な気候と富士山麓の豊富な地下水などにより、地場産業として紙・パルプ産業が発展してきました。トイレットペーパーの生産量は全国の約3分の1を占めるなど、国内有数の「紙のまち」として知られており、輸送機械、化学工業等など多様な産業が集積した「ものづくり」が盛んなまちです。
このような豊かな富士山の恵みを次代に引き継ぎ、経済・社会・環境が調和した持続可能な都市を実現するため、2019年4月、SDGsに取り組むことを表明し、2020年7月、「SDGs未来都市」として選定いただきました。
また、日本で唯一、富士山と海があるまちでもあり、海抜0mから富士山頂を目指す「富士山登山ルート3776」のルート上からは、どこからでも世界に誇る富士山を見ることができます。
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