酒々井町は、千葉県の北部、北総台地に位置し、都心から50キロメートル圏内にあって、北西部には印旛沼、東南部には北総台地を配し、緑豊かな自然環境と温暖な気候に恵まれています。歴史的には、中世室町時代に千葉氏宗家居城である本佐倉城が築かれ、100年余りの間下総地方を統治する中心的役割を果たし、江戸時代には佐倉藩の城下町として、また成田山や芝山参詣客の宿場町として栄えました。 そして明治22年の町村制施行により近隣16か町村が合併して酒々井町が誕生し、以来、独立独歩の道を歩み続け現在に至っています。昭和40年代まで農業が主産業の人口6千人程度の町でしたが、首都圏近郊整備地帯にあり、鉄道や道路などの優れた都市機能整備が進み、また、成田国際空港と隣接する好立地条件を備えていたため、昭和50年前後からの住宅開発による人口増加と都市化が進み、現在では2万人を超える町となっています。人口減少問題への対応が叫ばれる昨今、町では、将来に希望が持てる持続可能で高品質なコンパクトシティの創造を目指したまちづくりを進めています。
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