山形県川西町は、県の南部、置賜(おきたま)地域の真ん中に位置する人口1万6千人の町。明治初期、イギリスの女性旅行家イザベラ・バードが「アジアのアルカディア(桃源郷)である」と「日本奥地紀行」で称した自然・風土が今なお残ります。肥沃な土地で育った米、3蔵元の地酒、そして主産地である米沢牛など食の自慢は多数。近年は「豆のあるまち」を目指し、東京台東区上野で開催する「山形かわにし豆の展示会」などで「紅大豆」をはじめ豆を通して魅力を発信。観光では650種10万本のダリアが咲き競う「川西ダリヤ園」と隣接する温泉宿泊施設「浴浴センターまどか」が人気。また、本町出身の作家・劇作家井上ひさし氏の故郷。同氏から寄贈された22万冊の蔵書を収める「遅筆堂文庫」(フレンドリープラザ内)、同氏を偲ぶ「吉里吉里忌」では全国から多数の井上ファンが訪れます。
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