過去の連携事業

岩手県から16トンの雪の贈りもの!
あらかわ遊園に雪山が登場~全国連携プロジェクト推進事業「雪であそぼう」が開催されました~

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平成28年8月12日 掲載


5月22日(日)、あらかわ遊園で子ども向けの雪遊びイベント「雪であそぼう」が開催されました。
このイベントは、東日本大震災の被災地支援の一環として行われるもので、特別区(東京23区)の全国連携プロジェクトに賛同いただいた岩手県北上市(きたかみし)、西和賀町(にしわがまち)の協力により、昨年4月に続いて2回目の開催です。今年は、昨年の2倍の16トンの雪が、岩手県から遠路はるばるあらかわ遊園に運び込まれました。

当日の様子

初夏の強い日差しのなか、午前9時にあらかわ遊園が開園すると、ぞくぞくと家族連れがやってきました。今回、雪山が入口からすぐの場所に用意され、雪を見つけた子どもたちは「雪だ~!」「なんで雪があるの~!」と大はしゃぎ。そりすべりができる雪山の横には、家族連れの長い行列ができました。

開会式では、北上市の及川義明(おいかわ・よしあき)副市長から、「北上市の夏油(げとう)高原スキー場は、暖冬だった今年も全国最大の積雪があり、今年は昨年の倍の雪を持ってきました。ぜひ今度は、本当の雪遊びをしに、北上市・西和賀町にもおいでください」とあいさつがありました。
続いて、西和賀町の細井洋行(ほそい・ようこう)町長からは「今年も、岩手県からこのように雪を持ってきて、みなさんに楽しんでいただけることを本当にうれしく思っています。今日は大変暑いですので、雪の冷たさを楽しんでください」とあいさつがありました。

スリル満点のそりすべり

開会式が終わると、いよいよイベントがスタート。たくさんの子どもたちがそりすべり、雪遊びのコーナーにやってきます。大人気のそりすべりは、緊張しながらひとりで挑戦する子、また、兄弟や友達同士、親子で楽しむ姿などが見られました。そりすべりは、距離が短いながらもスピードが出て、スリル満点。すべり終えると、スピードの速さに泣きだしてしまう子もいましたが、「楽しかった~」「またやりたい!」など、多くの子どもたちが笑顔になっていました。

雪山の登場に大はしゃぎの子どもたち

雪遊びのコーナーでは、スコップやバケツなどが用意され、たくさんの子どもたちが雪の感触や冷たさを楽しんでいました。雪をほったり、雪山にのぼったり。子どもたちは夢中になって遊んでいました。

荒川区・西日暮里在住で、娘と一緒に参加した女性は「なかなか雪に触れ合う機会がないので、身近にこういうイベントがあると、すごく参加しやすくて楽しかったです」と話していました。また、北区から息子と一緒に参加した男性は「すごく、おもしろいです。(息子に向かって)楽しいよね。妻から、こういうイベントがあるよって聞いて、来ました」と話していました。
また、埼玉県大宮市から家族で参加した女性は「今日のイベントは知り合いの方に聞いて、知りました。この時期に雪ってめずらしいなと思って。子どももあんまり触ったことがないので参加してみました」と話していました。

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