棚倉町は、福島県中通りの南部に位置する城下町です。栃木県、茨城県に接する本町は、気候も関東地方に似ており、一年を通して積雪の少ない、住みやすいまちです。
町内を南北に国道118号線、東西に289号線が走り、面積は東西に19㎞、南北に17.4㎞、159.93㎢あり、人口は、約15,000人の町です。面積の7割を森林が占める本町は、茨城県を経て、太平洋に注ぐ久慈川の源流域で、八溝山をはじめ、豊かな自然が残ります。環境省の重要里地里山500選にも名を連ね、春は、桜、新緑が町を彩ります。農業も盛んで、米、イチゴ、ブルーベリーなど、季節ごとに美味しい農産物が採れます。
棚倉町の歴史は古く、1万年以上前の生活を今に伝える遺跡が残り、江戸時代には「棚倉藩」として、立花宗茂公を初代藩主に、9家17代の藩主がこの地を治めました。2代藩主丹羽長重公が築いた「棚倉城」は、戊辰戦争で焼失しましたが、現在も町の中心部に堀や土塁の城跡が残り、桜、紅葉の名所として親しまれています。
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